こんにちは。あるばです。
今回は巷で話題のあのデック(タイトルで即バレですが・・・)のレビューを書いていきます。
その名もStraight Playing Cards(以下ストレートデック)です。
コンセプトは『マジシャンが気軽に使い倒せる、現場最適化されたデック』 です。
クラウドファンディングで一瞬にして300万円を突破したという話題のデック。
いったいどれほどの物なのでしょうか。
果たしてコレがこれからのマジック界のニュースタンダードになっていくのでしょうか?
分かりやすいように今までのスタンダードのバイシクル(U.Sプレイング社)と比べてみます。
いやぁ、新しいデックを開封するのはいつもながらちょっとテンションが上がります(^O^)
それでは見て参りましょう!!
と、そ・の・ま・え・に・
まず今回の目玉のお値段から見ていきましょう。
価格は300円とマジシャンのお財布に優しい設定です。今でのバイシクルが通常600円程度なのにくらべるとおおよそ半額で購入できるのは嬉しいですね。
外箱

まず外観(とりあえず赤デックで検証していきます)ですが落ち着いた赤色という感じ。
鮮やかな赤と言うよりは少し茶色がかった赤色といったところでしょうか。
私の最初の感想ですが、あれコレちょっとどこかで見たような・・・
ちょっとググってみたらでてきました!!私の記憶にあったのはこれでした!!(^^)/

タバコの『ピース・アロマビンテージ』!!1箱1000円の限定高級タバコにそっくりな外観なんて嬉しいじゃないですか!!
イケてるオヤジのタバコ銘柄といえば『ピース』ですから!!(※個人の感想です笑)
とタバコに例えるのはここまで。(ちなみに私は非喫煙者です・・・)
さりげなく置いていたらトランプとは思わないかも・・・
まずケースの作りですがコーナーがしっかりしています。バイシクルより長方形感が強いですね。
高級感があっていい感じです。
つづいて中身を見ていきましょう。ここからがメインです。
カード裏面

ケースと同じ落ち着いた赤色です。印刷は少し左右にズレています(まぁ、許容範囲かと思われます)。普段使用しているコストコのバイシクルも同じようなズレはありますから。
カード表面(スペードA)

バイシクルよりシンプルです。マークも僅かに小さいです。
マークよりも気になったのは紙の色や質感です。バイシクルと比べるとなんというか藁半紙感が強い気がします。光沢はバイシクルよりもありません。そのため黒っぽく見えるときもあります。
カード表面(ダイヤのK)

一目瞭然です。絵の真ん中に帯が走っています。観客にサインされたときに分かりやすいようにというマジシャンの要望をかなえたものになっています。
赤い部分が削られているので、全体的に黒くなった印象を受けます。この帯は好き嫌いが分かれそうですね。
私はそれほど気になりませんでした。
カード表面(ジョーカー)

バラが一輪描かれています。今までは自転車に乗った王様やピエロだったので斬新ですね。
JOKERの文字が細いので赤いバラがより目立っています。
※個人的にはよりジョーカーらしい今までのほうが好きですね。
滑り具合
バイシクルよりも滑りません。
ストレートデックのスプレッドはなかなか均等に広げるのは難しいかも・・・私の技術のレベルが低いせいもあるかもです・・・(T-T)
少し湿気を含んだバイシクルっていった感じでしょうか?開けたてバイシクルが滑りすぎてやりずらいって方には向いているのではないでしょうか?
堅さ
バイシクルと遜色ありません。台湾製のような堅さは感じられませんでした。あまりにも堅いと腱鞘炎になってしまうこともありますから、気をつけたいところです。
総評
率直に申し上げて、これは使えます!!
とはいえ、正直に申し上げてコストコで買えるバイシクルと価格は近い物があるので敢えてこのカードを選ぶ必要はないのかもしれませんが、見た目の高級感とトランプらしからぬ外観はあらゆるシチュエーションで重宝されるものと思います。落ち着いたバーなどにさり気なくあっても雰囲気を壊すことはないでしょう。
これから始めるマジシャンはひとつ手元に置いてコレクションにしてみるのもいいかもしれませんね(^^)/
あとは実際に使ってみて再度レビュー記事をあげていきたいと思います。
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