モテたい!!と思ってる方必見!!
モテたいならマジックなんかやるな!!
マジックを練習する暇があるならもっと異性の集まるところへ行くべき!!と強く言いたい。
何を隠そうワタクシは異性にモテたくてマジックを始めた人間の一人です。
そこで感じたよくある勘違いを私の反省もかねて書いていきたいと思います。
よくあるイメージ
- テレビなどでよく見る男性マジシャンにはオシャレな人が多い
- 男性マジシャンのアシスタントは大抵ナイスバディのお姉さん
- 話が面白い
とまぁ、一般的にモテる人のイメージですね。
オシャレなマジシャンで例えるならKilaさんとかセロさんとか前田智洋さんとかでしょうか。
確かにモテるかもしれません・・・
ナイスバディのお姉さんは非常に羨ましい限りですが、これはマジックのスタイルにもよりますがステージ映えするからでしょうねー(*’▽’)
実際のところは
- テレビや人前に出ることが多いマジシャンはそれなりに身なりも小奇麗な人が多い
- そもそも見た目がイマイチであればテレビ局もセッティングしないしお呼びもかからない。
ということです。
華やかな世界に立てる人たちは多くのイマイチの人の屍の上にたっているホンの一握りの人たちだけです。
多くのマジシャンが日の目を見ることなく消えていく世界です。
頭がいい人が多い
マジシャンはほんと頭のいい人が多いです。マジックをやるから頭がいいのかそれとも頭がいいからマジックをやるのかはハッキリしませんがとにかくマジシャンには高学歴の人が非常に多いです。
インテリはマジックをしててもしなくてもモテますわなw
結局高学歴や頭の良い人はモテるということですね(^^)/
勘違いしている奴はめっちゃイタイ奴
手品が出来ればモテると思って始める人の末路は間違いなく挫折します。
理由はマジックの練習はめっちゃ地味だからです。よく"すぐできる"とか"明日からあなたもマジシャン”とかのキャッチコピーが本やテレビ番組などで見受けますが、はっきり申し上げて子供だまし程度です。
それに初心者がネタを覚えられる数なんて知れています。せいぜい一つか二つでしょう。
しかも見せる予定の相手がそれを見ている可能性もあります。
一般的に人が驚くマジックのレベルになるにはそれなりの練習が必須になります。
それに加えてマジックの最大の弱点とも言えるものがあります。
それは同じマジックを同じ人に2度見せられないということです。
いくら相手がマジックを知らない素人でも、予め現象が予期できる状態であれば複数回見せると大体見破られます。これはサーストンの三原理にも言われていることです。
※サーストンの三原理とは
・披露する前に現象を説明してはいけない
・繰り返してはいけない
・種明かしをしてはいけない
の3つを説明しているが、必ずしもこれが全てという訳ではなく、何度も同じ現象を繰り返して見せることにより不思議さを増す現象もある。
なお、サーストンとはアメリカのマジシャンであるハワード・サーストンのことであるが、この格言はほとんど日本でしか流通しておらず世界では一般的になっていない。故に種明かしという言葉が一般化しているのは日本だけである。
今の形での三原則が初めて書かれたのはTAMCの会報 vol.3, no.2(昭和12年12月)のことで坂本種芳が天城勝彦のペンネームで紹介したものである。ちなみに『三原則』に相当する注意書きが書かれたサーストンの署名入りチラシが1922年に印刷されたことが1997年に判明している。また、3つの原則のうち1と2に関してはホフマンの『モダン・マジック』(1876年)のイントロダクションで紹介されている
一瞬にすべてをかけれるか?
マジックというのは基本的に失敗が許されないものです。いくら練習でうまくできようとも本番で失敗すればそれがすべてです。
まだ失敗できればいい方で、そもそも披露する場さえないということもあり得ます。
したがって、努力と見返りの割があわないことがほとんどです。
しかも成功したとしても基本的に同じ相手に2回と同じマジックはできません。
それでもあなたはモテたい!との思いだけでマジックを続けられますか?
コミュニケーションツールとしてはまずまず使える
プロマジシャンのように華麗にとはいかなくてもちょっとしたコミュニケーションには適しています。
子供だましのようなマジックでさえも使い方によっては、コミュニケーションの武器にできます。
気になる異性にそれとなく触れることが出来るとか、相手を楽しませることが出来ることなどを考えると、マジックをやっていない人に比べて少しだけ有利かもしれません。
ただそれはほんの少しだけアドバンテージがあるだけでモテることにはなりません。
まとめ
マジシャンがモテると思われているのは、ネタの選定、タイミング、見せ方。それらが絶妙だからではないでしょうか?
一見、思いつきのように見えて、実際はその裏でしっかりとした台本や構成があり、数百回それを繰り返し覚えて、さらにそれを悟られないように演じる。
モテる要素っていうのはマジックを上達する結果得られる副産物のようなものだと私は思います。
なのでその副産物が目標になってしまっては上達どころか継続も難しくなってしまいます。
これから、マジックを始める人の動機はいろいろあると思いますが私のようにモテるを追求した結果まったくモテなくなってしまうこともありますのでご注意ください!!!
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